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保育園が始まると、鼻水のケアが必要になる場面が増える家庭もあります。手動では負担が大きい、夜や帰宅後に使いやすいものがほしいと感じたときに、候補になるのが電動鼻吸い器です。
ただし、電動鼻吸い器は、据置型・コンパクト型・ハンディ型で使い方が異なります。吸引圧の数字だけでは、持ち運びや手入れのしやすさまでは判断できません。
この記事では、メルシーポットS-504・S-505、ピジョンのSHUPOT、ベビースマイルS-303を比較し、家庭に合う機種の決め方を整理します。商品情報と安全情報は、メーカー公式情報をもとに2026年6月17日時点で確認しています。
手動・口吸い・電動のどれを選ぶか迷っている方は、先に鼻吸い器全体の選び方を確認してください。
結論|据置型・コンパクト型・ハンディ型から選ぶ
電動鼻吸い器は、最初に使う場所と持ち運びの必要性を決めると選びやすくなります。
- 自宅での据置利用を重視する:メルシーポットS-504
- コンパクトさ・持ち運び・電源の自由度を重視する:メルシーポットS-505
- 据置型で吸引調整と日常の手入れを重視する:SHUPOT
- 外出先や寝室で片手ですぐ使いたい:ベビースマイルS-303
メルシーポットS-504とS-505は、どちらもメーカー公式サイトに掲載されている製品です。S-504はAC電源で使う据置型で、最高吸引圧の公表値は−83kPa±10%です。S-505は軽量で、AC電源と乾電池の両方に対応しています。使う場所や持ち運びの必要性で選び分けます。
4機種の違いを比較
| 商品名 | タイプ | 吸引圧 | 電源 | 重さ | 持ち運び | 手入れ | 向く家庭・注意 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| メルシーポット S-504 | 据置型 | −83kPa±10% 最高吸引圧 |
AC電源 | 約800g | 家の中での移動が中心 | 吸引ボトルやチューブなどを説明書どおりに洗浄 | 自宅での据置利用と吸引性能を重視する家庭 |
| メルシーポット S-505 | コンパクト型 | −58~−77kPa 3段階 |
AC電源・単3形アルカリ乾電池4本 | 約290g 電池を除く |
専用ケース付きで持ち運びやすい | 日常の洗浄は鼻水収集カップとノズルが中心 | 軽さ、持ち運び、電源の自由度を重視する家庭 |
| ピジョン SHUPOT | 据置型 | −80kPa±15% 最大吸引圧 |
AC電源 | 約0.9kg | 取っ手はあるが据置利用向き | 通常は鼻水キャッチャーを洗浄。鼻水がチューブへ流れた場合はチューブも洗浄 | 吸引調整と手入れを重視する家庭。対象製造期間の製品は公式確認が必要 |
| ベビースマイル S-303 | ハンディ型 | −62kPa±11% 電池残量で変動 |
単3形アルカリ乾電池2本 | 約195g 電池を除く |
外出・帰省に持ち運びやすい | 吸引ケースやノズルの洗浄、内部洗浄と乾燥が必要 | 外出先や寝室で片手操作したい家庭 |
吸引圧はメーカー公表値です。数値が大きいほど、すべての家庭で使いやすいとは限りません。排気流量、ノズルの当て方、鼻水の状態、手入れのしやすさも含めて判断してください。
SHUPOTを使用中・購入済みの方へ
ピジョンは、2023年6月~2025年7月製造のSHUPOTを対象に、鼻水キャッチャーの自主改修として改良部品を無償配布しています。2025年8月以降に製造された改良済み部品付属製品は対象外です。
メーカーは、取扱説明書に記載された注意事項と使用方法を守れば安全に使えると案内しています。一方、誤った取り扱いでは窒息やケガなどにつながる可能性があるため、対象製品かどうかと正しい使用方法をピジョン公式の重要なお知らせで確認してください。
メルシーポットS-504とS-505は用途で選ぶ
S-504とS-505は、単純な旧型・新型や上位・下位の関係ではありません。2026年6月時点では、どちらも公式で案内・販売されています。
S-504|自宅での据置利用を重視する家庭向き
S-504はAC電源で使う据置型です。最高吸引圧は−83kPa±10%、本体重量は約800gです。自宅に置き場所を確保でき、持ち運びよりも据置利用を優先する家庭に向きます。
- 自宅で使うことが中心
- 最高吸引圧を重視したい
- 吸引ボトルとチューブを使う据置型の運用が合う
向かないのは、外出先へ頻繁に持ち出したい家庭や、コンセントがない場所で使いたい家庭です。
S-505|軽さと2WAY電源を重視する家庭向き
S-505は、AC電源と単3形アルカリ乾電池4本の両方に対応したコンパクト型です。吸引圧は−58~−77kPaの3段階で、重さは約290gです。
- リビングと寝室の間を移動して使いたい
- 外出や帰省にも持って行きたい
- コンセントのない場所でも使いたい
- 日常の洗浄部品を少なくしたい
一方、最高吸引圧の公表値を優先する場合はS-504の方が条件に合います。S-505は軽さと使う場所の自由度を重視する選択肢です。
SHUPOTは手入れ方法と重要なお知らせを確認する
SHUPOTはAC電源で使う据置型です。最大吸引圧は−80kPa±15%で、鼻水の状態に合わせて吸引力を調整できます。
通常は鼻水がチューブへ通りにくい構造で、吸引後は鼻水キャッチャーの部品を洗います。ただし、多量の鼻水がチューブへ流れた場合は、シリコーンチューブの洗浄も必要です。
- 据置型で吸引力を調整したい
- 通常の手入れを鼻水キャッチャー中心にしたい
- 公式の安全情報や交換部品を確認して使える
分解した鼻水キャッチャーにシリコーンチューブを付けたまま電源を入れると、強い吸引がかかるおそれがあります。組み立て方を含め、製品付属の取扱説明書を優先してください。
ベビースマイルS-303は外出と片手操作を重視する家庭向き
ベビースマイルS-303は、単3形アルカリ乾電池2本で動くハンディ型です。公式の現行販売名はS-303NP系で、吸引圧は−62kPa±11%、本体重量は約195gです。
- 外出先や帰省先でも使いたい
- 収納場所を小さくしたい
- 抱っこしながら片手で操作したい
据置型とは吸引圧や使い方が異なります。電池残量によって吸引圧が変わるため、吸いにくくなった場合は、部品の組み付けと新しいアルカリ乾電池を確認します。
使用後は、ノズルや吸引ケースなどの洗浄に加えて、取扱説明書に沿った内部洗浄と十分な乾燥が必要です。
使い方と手入れは製品ごとの説明書を優先する
電動鼻吸い器は、機種ごとに組み立て方、吸引時間、洗える部品、消毒方法が異なります。購入後は、商品ページの説明だけでなく、付属する取扱説明書と添付文書を確認してください。
- ノズルを鼻の奥へ無理に入れない
- 長時間吸い続けず、説明書で定められた方法で短く区切る
- 鼻血、傷、強い痛みがあるときは使用を中止する
- 使用後は鼻水が触れた部品を洗い、十分に乾かす
- 破損や変形がある部品は、対応する純正部品へ交換する
子どもが強く嫌がる場合は、無理に長く続けず一度中断します。呼吸が苦しそう、顔色が悪い、水分が取れない、ぐったりしているなどの症状がある場合は、家庭での吸引だけで対応せず、医療機関への相談や受診を優先してください。
まとめ|優先条件を1つ決めてから機種を選ぶ
- 自宅での据置利用:メルシーポットS-504
- 軽さ・持ち運び・2WAY電源:メルシーポットS-505
- 据置型の吸引調整と日常の手入れ:SHUPOT
- 外出先での片手操作:ベビースマイルS-303
吸引圧だけで決めず、使う場所、電源、洗う部品、持ち運びの必要性まで確認してください。SHUPOTを使用している場合は、製造時期と鼻水キャッチャーの仕様を公式ページで確認したうえで、取扱説明書どおりに使用します。
電動にするかまだ決めきれていない方は、手動・口吸い・電動の違いをまとめた鼻吸い器の選び方から確認してください。


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