出産準備で授乳用品を見ていると、「授乳クッションは必要なのかな」と迷いやすいです。
結論からいうと、授乳クッションは全員に必須ではありません。
ただし、授乳中に前かがみになりやすい人、腕や肩が疲れやすい人、母乳・ミルクどちらでも赤ちゃんの高さを安定させたい人には、あると便利です。
選ぶときは、デザインよりも厚み・へたりにくさ・洗いやすさを優先してください。
この記事では、授乳クッションが向く家庭、向かない家庭、形ごとの違い、買う前に見るポイントをまとめます。
授乳クッションは、赤ちゃんの高さを合わせるための補助グッズです
授乳クッションは、授乳中に赤ちゃんを支え、胸や哺乳瓶の高さに近づけるための補助グッズです。
授乳中に赤ちゃんの位置が低いと、ママやパパが前かがみになりやすくなります。
その状態が続くと、肩、首、腕、腰がつらくなりやすいです。
授乳クッションがあると、赤ちゃんの体を下から支えやすくなり、授乳する人の腕だけで抱え続ける負担を減らしやすくなります。
ただし、授乳クッションは赤ちゃんを寝かせるためのものではありません。
授乳後に赤ちゃんが寝た場合は、クッションの上に寝かせたままにせず、安全な寝場所へ移します。
まず見るのは、厚み・へたりにくさ・洗いやすさです
授乳クッションを選ぶときは、最初に次の3つを見ます。
| 見るポイント | 理由 | 失敗しやすい点 |
|---|---|---|
| 厚み | 赤ちゃんの高さを合わせやすい | 薄いと前かがみになりやすい |
| へたりにくさ | 授乳中の高さを保ちやすい | 柔らかすぎると赤ちゃんが沈む |
| 洗いやすさ | 吐き戻しやミルク汚れに対応しやすい | 洗えないと汚れが気になりやすい |
特に大事なのは、厚みとへたりにくさです。
授乳クッションは、買った直後だけ高さがあっても、使ううちに沈みやすいものがあります。
赤ちゃんを乗せたときに沈みすぎると、結局ママやパパが前かがみになり、授乳姿勢が崩れやすくなります。
洗いやすさも重要です。
授乳中は、母乳、ミルク、吐き戻し、よだれで汚れることがあります。カバーだけ洗えるのか、本体も洗えるのか、乾きやすいかを見ておくと、毎日使いやすいです。
U字型は、授乳専用として使いやすい形です
授乳クッションでよく見るのが、体の前に差し込んで使うU字型です。
U字型は、授乳専用として使いやすい形です。
- 体に沿わせやすい
- 赤ちゃんを横抱きしやすい
- 授乳中の高さを作りやすい
- 母乳でもミルクでも使いやすい
初めて授乳クッションを買うなら、まず候補にしやすい形です。
ただし、U字型でも商品によって厚みや硬さはかなり違います。
ふわふわしすぎるタイプは、赤ちゃんを乗せたときに沈みやすいことがあります。反対に、硬すぎるタイプは体に沿いにくく、使う人によっては違和感が出ることがあります。
選ぶときは、腰まわりに入れやすいか、赤ちゃんを乗せたときに高さが足りるか、カバーを外して洗えるかを確認してください。
三日月型・抱き枕兼用は、妊娠中から使いたい人に向きます
三日月型や抱き枕兼用タイプは、妊娠中から使いやすいのがメリットです。
お腹が大きくなって寝づらい時期に抱き枕として使い、産後は授乳クッションとして使う形です。
向いているのは、次のような人です。
- 妊娠中から抱き枕がほしい
- 産前産後で長く使いたい
- 大きめのクッションを置くスペースがある
- 授乳以外にも使い道があるものを選びたい
一方で、授乳専用として見ると、大きすぎたり、体に巻きつけるのに手間がかかったりすることがあります。
妊娠中から使えるのは便利ですが、産後の授乳で本当に高さが合うかは別です。
授乳用としても使いたい場合は、赤ちゃんを乗せる部分に十分な厚みがあるか、へたりにくいか、授乳時にズレにくいかを確認してください。
厚みは、前かがみにならずに授乳できるかで見ます
授乳クッションの厚みは、かなり大事です。
薄いクッションだと、赤ちゃんの口の位置が低くなり、授乳する人が赤ちゃんに近づくように前かがみになりやすいです。
選ぶときは、次のように考えます。
- 赤ちゃんを胸や哺乳瓶の高さに近づけられるか
- 腕だけで赤ちゃんを持ち上げなくて済むか
- 授乳中に肩が上がりすぎないか
- ソファ・椅子・床座りのどこで使うか
床座りで使う家庭と、椅子やソファで使う家庭では、必要な厚みが変わることがあります。
床座りが多いなら、ある程度しっかり厚みのあるタイプが使いやすいです。
ソファや椅子で授乳する場合は、背中側のクッションや足元の高さも関係します。
授乳クッションだけで姿勢が決まるわけではないので、背中を支えるクッションや、足を置く位置も一緒に考えると使いやすくなります。
へたりにくさは、中材と硬さで見ます
授乳クッションは、毎日何度も使うことがあります。
そのため、へたりにくさはかなり重要です。
中材には、綿、ポリエステルわた、ビーズ、ウレタン系などがあります。
| 中材 | 特徴 | 向く人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| わたタイプ | やわらかく軽い | ふんわりした使い心地がよい人 | へたりやすい商品もある |
| ビーズタイプ | 体に沿いやすい | フィット感を重視する人 | 沈み込みやすさを確認する |
| 高反発タイプ | 高さを保ちやすい | へたりにくさを重視する人 | 硬さが合うか確認する |
へたりにくさを重視するなら、赤ちゃんを乗せたときに沈みすぎないタイプを選びます。
ただし、硬ければよいわけではありません。
授乳する人の体に沿わないと、隙間ができたり、赤ちゃんの位置が安定しにくかったりします。
商品ページを見るときは、「厚み」「中材」「カバーの有無」「洗濯方法」「補充できるか」を確認してください。
洗いやすさは、カバーだけでなく本体も確認します
授乳クッションは、思ったより汚れます。
母乳やミルクが垂れたり、吐き戻しがあったり、赤ちゃんの汗がついたりします。
そのため、洗いやすさはかなり大事です。
確認するポイントは、次の通りです。
- カバーを外して洗えるか
- 本体も洗えるか
- 乾きやすい素材か
- 替えカバーがあるか
- 汚れたときに拭き取りやすいか
最低限、カバーを外して洗えるタイプを選ぶと扱いやすいです。
ミルクや吐き戻しが多い時期は、替えカバーがあると便利です。
本体を洗えるタイプは清潔に使いやすいですが、乾くまで時間がかかることもあります。毎日使う予定なら、乾きやすさも見てください。
洗えないタイプを選ぶ場合は、タオルを敷いて使う、替えカバーを用意するなど、汚れ対策を考えておくと安心です。
授乳クッションを選ぶときの比較表
授乳クッションは、形ごとに向く使い方が違います。
| タイプ | 向く人 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| U字型 | 授乳用に使いたい人 | 体に沿わせやすく、授乳に使いやすい | 厚みとへたりにくさを確認する |
| 三日月型 | 抱き枕兼用で使いたい人 | 妊娠中から使いやすい | 授乳時の高さが足りるか確認する |
| 抱き枕兼用 | 産前産後で長く使いたい人 | 用途が広い | 大きく、置き場所を取りやすい |
| 高さ調整タイプ | 授乳姿勢を細かく合わせたい人 | 赤ちゃんの高さを調整しやすい | パーツが多いと洗濯や管理が面倒 |
初めて買うなら、授乳専用として使いやすいU字型が選びやすいです。
妊娠中から使いたいなら、三日月型や抱き枕兼用も候補になります。
ただし、抱き枕兼用タイプは大きいものが多いため、授乳場所や収納場所を先に考えてから選ぶと失敗しにくいです。
授乳クッションで赤ちゃんを寝かせないようにします
授乳クッションは、授乳中に赤ちゃんを支えるためのものです。
赤ちゃんを寝かせる場所として使うものではありません。
授乳中に赤ちゃんが寝た場合は、クッションの上に寝かせたままにせず、赤ちゃん用の安全な寝場所へ移してください。
また、次の使い方は避けます。
- 授乳クッションの上で赤ちゃんを寝かせる
- クッションに赤ちゃんをもたれさせて目を離す
- ベビーベッドや布団の中に授乳クッションを置く
- 赤ちゃんを乗せたままクッションごと移動する
授乳クッションは便利ですが、使う場面を間違えると危険です。
授乳が終わったら、赤ちゃんを平らで安全な寝場所に移す、クッションは寝具まわりから離す、という使い方にしておくと安心です。
まとめ:授乳クッションは、厚みと洗いやすさで選ぶと失敗しにくいです
授乳クッションは、全員に必須ではありません。
ただし、授乳中の前かがみ、腕の疲れ、赤ちゃんの高さ合わせに困りそうなら、出産準備で用意しておくと使いやすいです。
選ぶときは、次の順番で見てください。
- 授乳する場所を決める
- 必要な厚みを確認する
- へたりにくい中材を選ぶ
- カバーを洗えるか確認する
- 授乳以外の用途に使いすぎない
迷ったら、まずは授乳用として使いやすいU字型を1つ。
妊娠中から使いたい人は、三日月型や抱き枕兼用タイプも候補にできます。
次にやることは、授乳する場所を1つ決めることです。
ソファ、椅子、床座りのどこで授乳するかを決めると、必要な厚みや形を選びやすくなります。

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